ガメイ70〜75歳。 ひとつ前に書いたシャルプネと比べちゃうと全然キャラが違う。 シャルプネはスカスカしてたけど こっちは中身が詰まった感じで 紫色のイメージの香り。ドライプルーン。 味わいは香りよりかはシャバついてるけど 悪くない力の抜け方。 梅ジャムとプルーンの味。 シャルプネもそうだったけど、このワインも 3回位嗅ぐと、奥になんか美味しそうなのがありそうな気配はある。 こっちは結構おススメは […]
ガメイ97歳。全房スミカルボ10日間。 セメントタンク。 レンガがかった透明な色。 焼けたゴムの様な還元をすこし感じるが、グラスに注いでしばらくすると乾いた感じの大人しい果実香が漂う。 味わいは梅やドライレーズンの甘みを全部消したみたいなスカっとした感じ。 液体にあまり生命力を感じない様な 脱力感がある。 アフターのタンニンは粗く残るので、よりスカスカに感じてしまう。 初めてだし買ってみたけどこれ […]
グロロー。樹齢3年。3年?良いんだっけ。 ラバチエール同様かなり繊細な抽出。 ラバチエールは線が細くエキス感が永いイメージだが アルゴネットはアタックに丸さがあり膨らみや柔らかさを感じる。 グロローらしい、ほんのりビターな後味や 土の様なほっこりする香りがあるが 繊細な抽出で嫌味なくまとまっていて親しみやすい様な暖かみがある。 2キュヴェともかなり淡く繊細な仕上がりなのに それぞれの葡萄の品種 […]
ピノドニス。樹齢5年。 7日間のマセカルボニック。 かなり淡い。赤ワインともロゼワインとも、飲んでみると白ワインかも?みたいな。 色はもう超越している。 赤ください!って言われても 白ください!って言われても 出しちゃえそう。 グラスに注ぐと還元があるが スワリングすると果実の香りを感じるくらいまで落ち着く。 ピノドニスらしい、ほんのりスパイシーな香りもあるが 香りも味も透明感がありすごく繊細で優 […]
シラー、グルナッシュ。 除梗した葡萄を10週間マセラシオン。 ↑この情報から想像する通りの、葡萄の皮すりおろして飲んでいる様な 重いのと違うんだけど、がっしりしている。 ブルーベリーとかカシスとかの紫の果実感はあるけど あらごしのタンニン!って感じ。 肉食いてえ。 2日目はより果実感出てきてるけど 赤い肉くいてえ。 このワインだけで肉のソースとして活躍しそう。
ピノブラン、ピノグリ、オーセロワ、ゲヴェルツ、ミュスカ。 ここ数年、ややもっさりめな印象のエデルが多かった気がするけど、2020はフレッシュかも。 フレッシュと言っても厚みのある果実味。酸味の出方がフレッシュ。 色も結構オレンジがかってるし、アプリコットの様な果肉感も、紅茶の様な風味もあるんだけど どこかほんのり青い感じもあって エデルにしては?ちょっとだけシャープな印象。 僕はこの感じ結構好きで […]
ゲヴェルツ、リーズリング、ミュスカ。 ボトリティスがついた葡萄。ケフェルコフ区画のの4種を一緒にプレス。フードルとバリックで42ヶ月発酵熟成。 ほんのりガスがあるが 貴腐、ハチミツ、ママレード、品種由来の熟れた果実香が全て主張していて、柔らかな酸に絡んでどれも嫌味になることなくアフターまで続いてく。飲むたびにうっとりする。 美味いなこれは。
レゲント、ザンクト・ラウレント、カベルネドルサ 8月下旬収穫、全房10日間醸し。ステン、フードル発酵熟成11ヶ月 赤系果実に、ほんのりブルーベリーの香り。 キュンとした酸を中心に味が集中している感じ。 ストレートで素直な印象。酸も芯がはっきりだけど心地よい。 2018の様なガソリンの香りはないし、 醸しが短いせいか、タンニンもやや控えめ。 素直で美味しいワイン。価格も良い。
レゲントザンクトラウレント10年。 全房、収穫箱で2週間醸し。ステンレスと、フードルで発酵。収穫箱で?? ガソリンの香りがしてる。 すごくひどい訳じゃ無いけど、ちょっと気にはなる。 飲んでみると味にはそんなに影響してないので、コップとかで飲む分には全然良いと思うけど。。 味わい自体は赤系果実のエキスがぎゅっと詰まった感じ。後味はちゃんと葡萄の味わいが感じられる。 口のなかでは美味しい。
モンドゥーズ。 グラスに注いだ瞬間から立ち上がるほどの香りのベリー系な華やかさ。 口に含むと香りよりかは大人しめな果実味と、線は細いけどはっきりした輪郭が表れるピシッとした舌触り。 開けたては香りから想像するより控えめな果実味と、タンニンの質が小粒だけど存在感があるので、より輪郭というかアウトラインが強調された感じ。 時間と共に味わいに膨らみが出てきて、徐々に内側の隙間を埋めていく様に味わいに立体 […]