wine tasting note ワインの試飲備忘録
ピノノワール。 ステンレスで14日間マセ。 ジャーとステンレスで9ヶ月半分ずつ熟成。 最初に飲んで思ったのは、いろいろな要素がとっ散らかってる。って感じ。 でも一つ一つがめちゃくちゃ良い。 中心にある熟れた桃の様なぷっくりした果実味も、 ガッツリあるけど嫌味のないタンニン。 とても素直で端正な酸味。 どれも素晴らしいけど微妙に一体感はない。 今の所。 これ、もう少し良い状態で飲んだらどれだけ美味い […]
リーズリング、シルヴァネール。 除梗したリーズリングとシルヴァネールを11ヶ月ジャーでマセ。 長期間のマセ。 でもすごくキレイに仕上がってます。発酵茶のようなさわやかな渋みの上にアプリコットの様な果実味が乗っていて 飲み心地やさしく 長期マセのメリットがわかりやすく出ているワインだと思います。すごい。 複雑な味構成でシンプルな飲み口は僕の大好物。 品種も作り方も違うけど、先に書いたピノグリと同時に […]
ピノグリ。 上擦った輪郭があってパキッとしたやや固めの印象ですけど 非常にミネラリーで奥行きがあり 壮大なスケールを感じるワイン。 チョーキーな香りと塩味のある果実味は 魚介でバシッといけそうな気がする。 風格があるワイン。 好みか？と聞かれると個人的にこのタイプを好んではないのですけど、それを踏まえても素晴らしいと思いました。 こういうワインも良いです。
ゲヴェルツ。20%を6日マセ。 かなり粘性がありアルコール高め。 ゲヴェルツの華やかな香りというよりかは 熟れたじゅくっとした果肉感を香りからも感じる。 飲んでみると豊かでボリュームのある果実味。ねっとりした熟れたニュアンスが感じられる。 ややビターで厚みもしっかりあるので 料理もしっかり目のものと合わせたら バシッとキマる気がする。
ミュスカ。泡じゃないミュスカ。30%を10日マセ。 浅めの黄色で 僕の好きなフェンネルの香り。 青くて若々しい印象。 酸はそこまでないけど、香りと同様に青くて若い味わい。 スッキリ目が飲みたいけど、酸味は苦手！っていう人はこれが良いと思う！！
ミュスカ。8時間掛けてダイレクトプレス、10%だけ5日間のマセ。 薄濁りで、ミュスカらしい華やかな香りと香ばしいビターな香りがグラスに広がる派手目な仕上がり。 飲んでみると、酸は控えめ。ドライで軽快感のある飲み口。 果実味は八朔やグレープフルーツから酸味をごっそり抜いたらこんな感じになりそうな。 明るく外交的で、酸はすくないけど十分に軽やかな印象。 こういう泡はいつでも欲しい。
シラー90%、テンプラリーニョ。 2017年、発酵が2年かかった2020年、完成の早かった2021年。をブレンド 17+20+21だから2058。 ふざけてるなあw って 思ったら、、 なんだこのワイン。 リッチでぼわっとした香りの中に 『あの香り』がある。 言葉でなんて言うのかわからないし そんなにはっきり出てないけど こういうワインにハマった時に この匂いってなんだろ、、、 なんの匂いなのかわ […]
シュナンブラン。 ステンレス半分、450Lの樽で熟成した分を半分。 so2はほぼ無添加だそう。 ほぼってなんだろ。って思ったけど 先に書いておくと、so2的な固さはあまり気にならないので、ほぼ無添加なのだろう。 同時リリースのポンブルソーと違うのは樽で熟成したワインがアッサンブラージュしてある事。 キャラクターは全然違う。 こちらはパイナップルのような香りと味わいが出ている。 この絶妙な樽のバラン […]
シュナンブラン。 毎年買っている白。キレイ目で誠実な作りをする造り手。わりと濁ってて、じわっとするワインが好きですが、キレイめの中でも好きな生産者はいらっしゃいます。その中の1人。 彼の所属していたレロッシュ・セッシュのワインをフランスで飲んで以来ずっとフォローしている。 ステンレスタンクで発酵されたシュナンで ここ数年の中でも1番キリッとしているかも。 例年だと、開けたてシュッとしてたり、還元あ […]
シルヴァーナー フードルで9ヶ月発酵熟成。 同時リリースの、ホワイトなミュラードゥルガウと比べると クリアな色。香りと味わいもキラキラして少しシャープな感じ。 スウィーティのような柑橘系。 余韻もその3種類の中で1番長いかも。 食欲をそそるワインで食中で大活躍しそう。 今回のリリースのヴァイガンドめちゃくちゃどれも優秀です。 キュヴェは多いけどそれぞれキャラも立ってるしますますこれからが楽しみな生 […]
