wine tasting note ワインの試飲備忘録
サンジョヴェーゼ。9月上旬に収穫し、アルコール発酵が完了するまで開放タンクでマセラシオン。 どっちかと言うなら 割とヘビーで重たいワインなのだけど 香りも味わいも 立ち上がってくるというより 底なしな深さを感じる様な仕上がり。 ダークで濃いのに しっとりと沈んでいく様な果実の味わいがある。 冬の露天風呂みたいな感じ。 味わって飲み込んだ瞬間に、自分の意識が溶けてく様な快感がある。 舌の上でじゅんっ […]
ジャケール、アルテス。 石灰質、14日間全房発酵。ピジャージュを90日間1日一回。 香りからやられた。 最近お香をよく使うのだけど アポテーケさんのお香でこんな香りがあったかも、、 葡萄の房から、葉から、木から土から良い香りだけをとってエキスにしたみたいな。 男性的な色気のある香り。 グラスに注いだ直後はエッジが聞いてるけど 少し置いておくと徐々に和らいで行って、紅茶の様なアフターに続いていく。 […]
ジャケール。 ふわっと還元してるけど 青リンゴやミントのような爽やかな雰囲気 みずみずしくさっぱりしてるけど、チョーキーなミネラルが程よくボリュームを出して 塩味のある酸と一緒にさらっと流れていく。 魚介のサラダください！みたいなワイン。 お腹空く味。 出汁飲みたくなるかも。 食事の序盤に飲んだら気合入るやつや
ピノノワール、ピノグリ ピノグリは14日間。ピノノワールは24日間木樽でスミマセ。それぞれステンで発酵瓶詰めの日にアッサンブラージュ。 こういうテクニカルを読んでると だからピノノワールとピノグリのニュアンス別々に感じるのか！ とか思うけどどうなんだろう。 香りと果実味はピノノワールの赤い果実のエレガントな華やかさ。 アフターの感じはピノグリのスパイシーで厚みのあるエキス感。 二つのワインを同時に […]
グルナッシュブラン、マカブー、ミュスカプティグラン。 2/3除梗。ファイバータンクで13日間マセ。 べっこう飴のような香り。 グルナッシュブランらしいスパイシーで厚みあるエキスを感じる。 ミュスカの果実感は奥にいる様なバランス。 しっかり目のタンニンでドライな質感。 キュヴェオルジニーはミュスカの果実感を突き詰めた様なマセのニュアンスだったので 棲み分けたのかな？？ オルジニーは圧倒的な個性が笑っ […]
シャルドネ。リアス期の泥灰土。 開けたてから樽っぽいまろやかなバターの感じとかちょっとヨーグルトのようなニュアンスとか。 その中にパインやりんごのエキス感ある果実味。 今のところ樽のニュアンスが支配的なので 僕が好きな感じの味筋ではないんですけど それでもすげえな、、 って思う。。 これはすごいな ブラボーです。
シャルドネ。リアス期の泥灰土。 開けたてから樽っぽいまろやかなバターの感じとかちょっとヨーグルトのようなニュアンスとか。 その中にパインやりんごのエキス感ある果実味。 今のところ樽のニュアンスが支配的なので 僕が好きな感じの味筋ではないんですけど それでもすげえな、、 って思う。。 これはすごいな ブラボーです。
シュナン。石灰とシレックス粘土 高樹齢のシュナンを古樽で発酵熟成。 在庫の大抵のワインがコルクにシミが出来てしまっているので少し不安になるが グラスに入れた瞬間から香る、時を経たワインが持っているいい香りが。 糖蜜がとろりと溶けた様な香りと、文旦を煮詰めた様な香りが混ざり合い 香りだけで楽しめてしまう。 口に運ぶとアタックは鉄分を感じさせる味わいが一瞬邪魔してしまうが、香りとは違いみずみずしくフレ […]
ガメイドーヴェルニュ、ほんの少しリーズリング ゴムっぽい還元がほんのりあり スワリングしないと香りが分かりづらいかもしれない。 赤い果実系の香り、みずみずしい。 透き通って潤う酸。ピュアでノビのある果実味。 飲み口のキレイさはとても素晴らしい。 ただ、価格が価格なので もうちょい欲しいところ。 質感は良いので還元が無いタイミングで開けてみたいなぁ。
モンドゥーズ。シスト・石灰質。 14日間全房。 225Lの樽で12ヶ月熟成。 開けてすぐはスパイシーさや土っぽさが前にあり少しわかりづらかったが、徐々に赤い小粒な果実の香りがグラスにどんどん充満していく。 味わいの中心に酸があり、そこから果実の味わいが広がっていく。 舌の上で転がしていると 果汁が奥から奥から、次々に出てくるような感じ。 これはグイッと飲んでしまうのは勿体無い。 スワリングするたび […]
