ブーダン・ノワール / Anne Rozes

ブーダン・ノワール / Anne Rozes

クリスチャン・パラのルセット。

僕がフランスにいた時に『好きな食材(料理)は?』と聞かれたら、たぶんかなり上位に出てくるのが

ブーダン・ノワールと、アンドゥイエット。

ブーダンは豚の血のソーセージ。

ソーセージって言うと腸に詰まってるんだけど

缶詰なんで腸じゃなくて缶に詰まってます。

僕もフランスのビストロで扱ってた時は、腸に入ってるのをわざわざ剥いて

セルクルに詰めて、サラマンダーであっためてから

焼きリンゴの上に載せて提供してました。

(めちゃくちゃ美味しいですよ)

この缶詰は素材見ると野菜がたくさん入ってるんだけど、

かなり野菜の旨味感が出てて、全然クセがない。

血のソーセージと聞くと、クセ食材な想像すると思うですけど

この缶ブーダンはブーダン入門にも良いし、ブーダン好きにもおすすめできます。

(今日は出来ないけど、出来たらオーブンで焼きたいな、、)

塩味は控えめなので、そのまま常温で食べるなら塩はふったほうがいいと思います。

なんでこの形状なのかわかんないけど、

ダイの大冒険に出てくる魔法の筒みたいな細長い形で

どうやって取るのが正解かわからん。

多分、ほじくって型に詰めてオーブンで焼き直すのが良いんだろうなぁ。

今日はスプーンでホジホジして食べちゃってますけど

ちゃんと調理するならめちゃくちゃ良さそう。

ズボラな気分の時は多分パテの方が満足度高いと思いますが、ブーダン好きとしてはトーストしたやつは試してみたいと思います。

ちなみに日本でなかなかお目にかからないかもですけど、

ブーダン食べて凄まじく感動したのは、現在Bistro11のオーナーシェフ、しんごさんのブーダンがめちゃくちゃ美味しかったです。

常にあるかわからないですけど、もしチャンスあればおすすめです。