Phenix Pinot Gris 2020 / Frederic Geschickt

ピノグリ50年。泥灰岩を含んだ石灰質と粘土石灰室。30日のマセ、ステンレスタンク6ヶ月熟成。

結構前のリリースですが、なんか惜しいなって思って数本寝かせてました。

結果は

大分良くなった！でももう一息寝かせたい！ですが残り少ない。。

テクニカルを改めて見て、少し納得だったのが、除梗しているのと30日という、マセの期間。これは結構柔らかくなるのに時間かかりそうだなって思った。

除梗はうまくすればエキス感、旨味をとても引き出せるけど、飲むタイミング早いと詰まりすぎた香りになって僕的にはあまり好きじゃない表情がでる。

30日というマセの期間も1番液体が強くなりそうなイメージ。数ヶ月くらいの醸しだとむしろ溶けて柔らかくなるのが多い

それだけ葡萄の出来が良くポテンシャルがあり、生産者が自信ありだったのかな？知らないけど。

今日久しぶりに開けてみて、漸く果実の柔らかさが感じられるようになった気がする。

旨味は途方もなく奥行きがある。（個人的にはありすぎるくらいの旨味）

年々値上がりしているので、高くなったなあって思っていたが、今飲んでみると

この旨味感は高級な雰囲気がある。

冷やして飲むと台無しなので、赤ワインくらいの気持ちの温度帯で楽しむのが良いと思う。