Karismàtika 2020 / Celler Tarannà Po-ètic

Karismàtika 2020 / Celler Tarannà Po-ètic

マカベオ、パレリャーダ

醸し後、垂直式圧搾器でプレス。ファイバー・ステンレス、古樽でピジャージュしながら発酵。

熟成は古樽

僕は初めての生産者。初めまして。

抜栓しようと思ったら

コルクが貧弱で、大丈夫かなぁって不安に思ったのも束の間

一口で、私のセンサァが反応した。

品種は、、好き嫌いを超越するものがあるので、品種でワインの好き嫌いをいうのは自分はあまり好きじゃ無いんだけど、それでもマカベオはあまり得意な品種では無いと感じる事が今までは多かった。

でもこれは、超越してきたやつ。

香りは、そこまで強く主張してこないし、

強いて言うなら醸した白ワインの典型的な?香りかなぁ?くらい。

けど口に含むと

柔らかなタッチの中にぐぅっ!と押し込まれたようなエキス感。旨味。

それが舌全体に広げると同時に、じわぁっと溶けてく。

飲み込んだ後、最後にアルコールの揮発感が香りを反芻させる。

いやぁ、好き。

この感覚って味じゃなくて触感的な好き。

が強いかも。触り心地がいいワイン。

強かな旨味に隠れるけど酸も底を支えている。

樽のまろやかなニュアンスも嫌味無い程度にアクセントになっていて、これがまた良い。

フルーティでフレッシュ!じゃ無いし万人に受けるとは思わないかもだけど

これは良いぞ。

また、出会ってしまったなぁ。

ジョルディロレンスのアドバイスを受けているらしい。ジョルディロレンス偉大すぎないか。