Stephane Kuivarv’k 2021 / Karnage

Stephane Kuivarv’k 2021 / Karnage

ピノオーセロワ(ライン川下域、ライヒフェルド産)

収穫の2/3はダイレクトプレス、残りの1/3は圧搾したジュースに3週間のマセラシオン。2022/05/11に瓶詰め

 

非常にさっぱりした白ワイン。

香りとアフターにほんのり酢?的な酸のニュアンスを感じるが

酸味は酢酸が支配しているわけではなく、苦味のないグレープフルーツジュースのようなとてもフレッシュな果汁感。

マセラシオンによるタンニンも感じないし、色味も薄濁りイエロー。

開けたては落ち着いて無い感じの、糠っぽいニュアンスが少し目立ったけど

抜栓数時間経ってかなり生果汁感が出て美味しい。

香りも白葡萄のみずみずしいニュアンスが感じられ、どんどん良くなる。

 

ライトにラフに楽しめそうな味筋だけに、価格と味のイメージの乖離が若干ある。

でも、ヤンチャ感ありながらしっかりまとめ上げるこの感覚は探そうと思っても大変なので納得かと。

Karnageの今までのリリースの変遷見てると僕は好きな方向に動いてて嬉しい。