GUEULE DAMOUR‘20 / Vin NOE

GUEULE DAMOUR‘20 / Vin NOE

ピノ・ノワール100%

樹齢:35年

土壌:粘土・石灰・花崗岩

区画:Bourgogne Mercurey周辺(ブルゴーニュ メルキュレ周辺の区画)

醸造:手摘み収穫、木製キューヴで15日間のマセラシオン。フラージュとピジャージュを行う。

木樽で9か月の熟成。発酵後・瓶詰め前に澱引き、ノンフィルター・ノンコラージュ、SO2無添加

樽っぽい。

というよりは、木のニュアンスが香りにも味わいにも出ている。

アフターにも上品で細やかだけど木の香りのするタンニンが主張してる。

時間と共に徐々に熟れた赤い果実系を何層にも重ねて凝縮させた様な分厚い厚み。

厚みと言っても重く感じず柔らか。

これだけでめちゃくちゃいいワインなのがわかる。

ただ、先に飲んでた2019年のチン(ガメイだけど)

の状態の方がこなれてて良かった。

(ビンテージも品種も違うので比べなくてもいいけど)

2日目になるとより柔らかく、さすがピノノワール。といった感じの奥まで伸びるエキスの旨味。

これは、すごい良い。

すごい良いだけに、もう少し寝かせて先を見たいかなぁ。

この木の主張がもう少し溶けたら、、、それはそれは美味しそう。

でも既にめちゃくちゃ美味いから悩ましい。

って感じのワイン。

今の味わいでも価格分の価値は十分すぎると思う。

というか好き。

赤身肉とか合わせてくなら今のが良いのかなって気がする。

目次

追記

先程ブログ書いて、そのまま他のワインも含めて飲んでたけど

結構酔いが回った状態で飲んで

やっぱり分厚いのに

とても柔らかく感じる飲み口が本当に上質。

良い酒は飲み疲れても優しい。